こんなに嬉しいことはない

私は週に一度、イラストか漫画をアップするようにしている。

ありがたいことに、評価やブックマーク、さらにはタグやコメントをいただけたりもする。
どれも飛び上がって喜んでいます。
挙動がおかしいのでツレに不審がられるくらいには喜んでいます。
本当にありがとうございます。


今、私は長編の漫画を描いている。
漫画となれば、いろんなアングルやポーズを描く必要がある。
そして今回、私は先日影響を受けた力士の大腿をさっそくオーガに取り入れるべく、割としっかり大腿を観察しながら描いた。

どこが何筋で、どう盛り上がるのか?
塗りで影になる膨らみの位置は?
太さはどんなもんか?
形状は?
臀部と隣接している筋肉はどうなってる?

そのへんに注意しながら、納得いくラインが描けるまでリテイクの嵐だ。
紙媒体であれば消しゴムのかけすぎでとっくに破れているだろう。

私の性格上、一度描きたいと思ったら、納得いく線が描けるまでやってしまう。それがいいかどうかは分からない。筋肉の構造がすとんと理解できるので間違いなく成長にはなるが、時間がかかりすぎる。そして疲れる。
一度長時間やりすぎてパソコンがファンエラーを起こし、オーバーヒートでブッチした。データ?飛んだよ。こまめな保存は大事。


そんな感じで毎回リテイクと戦いながら漫画を仕上げているが、まあそれは私のつまらんこだわりであって、読者にしてみればただの1コマにすぎない。
セリフも短いので、せいぜい1秒目に留まれば御の字といったところだろう。
別にそれで構わないし、私も他作品に関しては読者サイドであるから、それが普通だと思う。あくまで絵へのこだわりは、自分が納得するためであって、他人に称賛を受けるためではない。




が。


が!!!





今回、大変嬉しいコメントをいただいてしまった。

私のこだわった大腿に、反応していただいたのだ。

「◯ページの◯コマ目のキャラの体がキレイに描かれていて、最高でした」


そのページのそのコマとは、
私がどのコマよりもこだわり、時間を割き、リテイクの嵐を吹き荒れさせたあの大腿のページだ。


漫画の技巧的な意味で今回のプチ目標でもある

【力士のあの美しい大腿を、自分のキャラに生かしたい】

という思いを達成したことを、第三者が「善し」と評価してくれたのだ。


これはもう本当に涙が滲んだ。
いやもうあんまりにも嬉しくて。


漫画はコマ数が多いので、全てのコマに全力を尽くすとさすがに燃え尽きてしまう。なので、割とテキトーに描いてるコマもある程度存在する。
そしてどのコマに力を入れ、どのコマで力を抜いているかなどとは誰にも言っていない。

にも関わらず、
私が力を入れて描いた部分に気付いて下さり、さらにそれを良いと思ってくださったということだ。


奇跡だと思った。
そんなの普通はありえない。
私のこだわりが万人に受けるなどとはなっから思っていないし、何を良いと感じるかも人それぞれであることを前提にしていたから、私のこだわりと人が良いと感じるもののマッチングが起こり得るのは、本当に途方もなく低い確率だと思うのだ。

でも、それでも奇跡は起きた。
だから思わず涙が出た。
何度でも言うが嬉し涙だ。
こんなことってあるのだろうか。俺は夢でも見てるのか?みたいな。


あんまりこういうこと言うと、次回コメントしようと思ってくださる際に気を遣わせそうなので言うのはよそうかと思ったが、もう本当に嬉しかったので。
矢も盾もたまらず。
もう本当に、作者冥利に尽きます。

本当に、ありがとうございました!!!