ミルナー!

私はおっさん好きだが、ツレはショタ好きだ。
このへんの好みは被らない。
もちろん二次元の話だ。お互い三次元に関してそこまで年齢へのこだわりはないので、ツレが貫禄ある60代のおっさんでもなければ、私がピチピチの10代ショタなわけでもない。

あと、ショタ好きにそういう性犯罪者を見るような視線を向けるのはやめないか。
ツレは非常に慎ましくショタを愛でるタイプであって、かわいい男の子の健全な絵でほくほく満足するような奴だ。
むしろショタへの性犯罪者に対してはこれでもかというくらいの侮蔑を送っている。



そんなツレと私だが、

事件が起きた。

昨日、私が上げた「ついに1つになれたね」的な絵だが、あれを描いてる途中でツレに見られそうになった。


気を付けてはいたのだが、ツレが近くを通りかかったのに気付くのが遅れて、慌ててパソコンを閉じたのだ。
それにツレが反応して、見せろ見せろと寄ってきた。



絶対に嫌だ。



なんで生粋のショタ愛好家(健全)に【おっさん同士の熱い一夜】なんぞ見せねばならんのだ。

んなもん「うわぁ……(引)」ってなるに決まっておろうが。



しかし引き下がらないツレ。
パソコンを死守する私。

ツレ
「なんでだよ、別にいーじゃねーか」


「絶対に嫌だ。だいたいアンタショタ派だろうが!おっさん同士のくんずほぐれつなんて興味ないだろうが!」

ツレ
「おっさん同士のくんずほぐれつに興味はないが、アンタが描いたもんに興味があんだよ!」


「どーしても見るってんならアンタが字書きだってことご実家にばらして興味持ってもらうぞ!」

ツレ
「あっそれはやめて死んじゃう」




ここで一旦休戦。
しかしなおもツレは粘る。

ツレ
「じゃあこうしよう」


「嫌だ」

ツレ
「まだ何も言ってないだろwパズドラのFFコラボガチャで銀タマゴを引いたらそれ(絵)を見せる」


「絶対に嫌だ」

ツレ
「じゃあダイヤタマゴを引いたらそれを見せる」


「絶対に嫌だ」

ツレ
「じゃあダイヤタマゴ引いたらそれを見せる、それ以外のタマゴだったら俺が脱ぐ」


「脱いではほしいが見せるのは絶対に嫌だ」

ツレ
「リスクを恐れていては欲しいものも手に入らないんだぜ」


「そのリスクがでかすぎんだよ」




──結局問答の末ツレは引き下がったが、危なかった。

同好の士には嬉々として見せられるが、そうでない人にアレは見せられない。
pixivでも匿名であればこそ見せられるのであって、リアルの私を知っている人に見られたのではもう恥ずかしさのあまり生きていけない。
「あいつあんな絵描いてるんだー」なんて思われるんだろ?無理無理無理無理死にたくなる。
いくらツレ相手でもそれは無理だ。
見られたら多分魂の抜け殻になる。
一人遊びを親兄弟に見られた中高生の気分、とでも言えばいいだろうか。




次からはツレがいない時に描こう。

そう決意した海苔蔵であった。